芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
幼なじみとわたしの日常。
毎朝いつも
目が覚めると
わたし小芝依茉(こしば えま)は1人で眠っていない。
あまり大きくないサイズのベッドに寝ている
わたしともう1人……。
「ん……えま」
わたしの名前を無意識に寝言で呼んで、
目の前でスヤスヤ眠っている幼なじみ。
神崎悝世(かんざき りせ)
悝世はマンションの隣の部屋に住んでいて、両親が仲が良くて小さい頃からずっと一緒。
幼少中ずっと同じで
高校までまさかの一緒。
悝世は小さい頃から1人でいることをものすごく嫌って、とっても寂しがり屋。
夜は1人で寝れないし、放っておくと寂しくなってすぐに拗ねちゃう。
だから、小さい頃から幼なじみであるわたしが悝世のそばにいて、おまけに毎晩のように一緒に眠るのが当たり前の日常。
それはなぜか高校2年生になった今も変わらない。