芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
そして夜寝る時間になった今も。
「ひゃっ……ちょっ、悝世……」
一緒にベッドに入ったのはいいけど、寝る気配がまったくなくてわたしにちょっかいを出してきてばかり。
「……依茉、こっち向いて」
「へ……っ、んぅ……」
あぁ、またキスされちゃう。
もう今日何回してるの。
数えられないくらいしちゃってるから、唇が少しヒリヒリするような気がするもん。
「……ぅ……ん……」
たくさんキスしてるのに、いまだに息をするタイミングがうまくつかめない。
「はぁ……っ、んん……っ」
うまく息を吸えるタイミングを悝世が作ってくれるけど、ほんとに一瞬。
「……ちゃんと息しないと苦しいよ?」
一度呼吸を整えたらまた塞がれるから。
「……うっ……ふぅ……っ」
触れるだけじゃなくて、もっと深いキス。
甘くて痺れそうでおかしくなりそう。
ぜんぶが溶けちゃいそう……っ。