芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。



「依茉さ……キスしてるときの声エロいよね」


「ふぇ……っ?」


唇が触れ合ったまま目が合って、すごくすごく恥ずかしい……っ。


しかも、悲しくもないのに瞳に涙がジワリとたまってくる。



「ほら……その顔もさ。たまんないね」


「ぅ……んっ」


まだまだ悝世が全然満足してくれないから、ふっと笑いながらまた唇を塞いできた。



苦しくてわずかに口を開いたら。



「ん……もっと開けて」


スッと舌が入り込んできた。


こんな甘い刺激が続いたら心臓ほんとに壊れちゃうよ……っ。



「……んっ、り、せ……っ」


「……ほら、依茉もちゃんと応えて」


「ぅ……わかん、ない……っ」


首を横にフルフル振ったけど、暴走してる悝世がそれで許してくれるわけなくて。



「……んじゃ、いーよ。
俺の好きなよーにするから」


舌を軽く噛まれて吸われた。

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