芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
身長なんて気づいたらわたしを追い越して、180センチまで伸びて。
スタイルがものすごく良くて、昔から女の子にモテてばっかり。
そこらへんにいる男の子とは比べものにもならないくらい、整った容姿を持っているから。
それを生かして、悝世は中学3年生の頃から"ある仕事"をしていたり。
その仕事を始めたきっかけは、
わたしの強がって出てきた言葉から始まったせいでもあったり━━━。
「悝世ってば!起きなきゃ学校遅刻するよ!」
「んー……無理。昨日の撮影疲れたからもっと寝たい寝かせて」
「疲れたのはわかるけど……。学校もちゃんと行かないとだよ」
「めんどい……」
「行けるときに行かないと。また明日お仕事で1日休むことになるんだから」
「明日も仕事とかだるい。いっそのことスタジオ風で吹き飛ばされてほしー」
「そんな不謹慎なこと言わないの!」