芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
いや、プレイってどういうことって感じなんだけども!!
「どうせなら依茉が攻めてきてくれるプレイとか大歓迎」
うん、多分寝起きで頭がやられちゃってるに違いない。
「そ、そんなのわたしに求めないで!」
「積極的な依茉もかわいーだろうね」
クスクス笑いながら、わたしの頬に手を伸ばしてふにふに触れながらちょっかいを出してくる。
キッチンに立っているっていうのに、お構いなしに引っついたまま。
「うぅ、これじゃ動きづらいってば!」
「なに、もっと抱きしめてって?」
「言ってない言ってない!!」
自分のいいように変換しちゃってるし。
「仕方ないなあ。
依茉ちゃんはわがままだね」
「うぅ、ちがうってばぁ……!」
結局、朝から悝世のペースに乱されて振り回されてばかり。