芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
「り…せ、くすぐったい……っ」
腰のあたりが変な感じがして、
ゾワゾワしてくる感覚。
「……こんなかわいーの目の前にしたら我慢とかできなくなるもんでしょ」
「ぅ……っ」
容赦ない甘い刺激。
「……もっと、
俺のことでいっぱいになってよ」
ツーッと舌で首筋を舐められて
軽く噛まれたような感じがして。
一瞬だけチクッとして、悝世の肩の上に置いていた手にギュッと力が入る。
「……やっ、痛い……っ」
「……動くともっと痛いよ」
なんて言って、全然止まってくれない。
悝世の器用な手は、
わたしの頬を撫でたり、サイドを流れる髪を優しくクシャッとしてきたり。
「痛いの、やだ……っ」
悲しくもないのに、
なんでか瞳にジワッと涙がたまって。
そのまま控えめに悝世を見たら……。
「……ほんと煽るのうまいよね」