シンフォニー ~樹
3年生になって 授業が減った恭子は 母を手伝って 家の片付けをはじめる。
新しい家が 建つまでの間 お祖母様は 智くんの家に、
樹と恭子は 恭子の実家に お世話になることになった。
父と母は ちょうど空室になった 渋谷駅前のマンションに仮住いをして 家の完成を 待つことになる。
一番心配していたお祖母様を 麻有ちゃんが、
「お母様には うちに来て頂きたいわ。」
と言ってくれて、みんなが安心する。