虹色の恋~私の心の扉を開いたのは君でした。~
暫く、時が止まってるみたい。
久しぶりに見る安井の顔。
「結菜。おいで。」
歩の呼ぶ声に。ハッっとした。
「あっ。。うん」
歩の声に安井から離れた。
安井は、じっとしたまま。。
私は、胸がジンと痛む。
私の手を歩が握りしめ
「先生が呼んでた。行こ!」
その声は、少し、いらだってるような
口調だった。顔は、少し歪めて。
そんな、歩。。初めて。
「安井。またな。」
歩は、そう言って、私の手を引っ張った。
「痛い。。歩」
歩は、怖い顔をしたまま、前を真っ直ぐ見て。私の声が聞こえてないのか
返事をしなかった。
歩に嫌な思いさせたんだ。
「ごめんね。。」
足を止めた。
「何か、謝る事したの?」
「えっ?なんもないよ。。だけど。。」
「俺こそごめん。。焼きもちやいた。。」
えっ?
感情的にならない彼が。
「私、気をつけるね。好きよ。歩」
彼の顔が柔らかくなって
私を見た。
「俺も好き。結菜が好きだ。」
安井と違い、言葉でも伝えてくれるから安心する。彼を大切にしなきゃ。
部活も終わって、今日も歩と帰る。
今日は、いつもより彼は 私の手を強く握りしめてる。
「なぁ。結菜。」
「何?」
歩を見上げた瞬間、彼の顔が私に近づいて、彼の顔がぼやけた瞬間、歩の唇が、、私と重なった。
えっ?
一瞬過ぎて、よく理解できないけど、
歩の柔らかい唇は、確かに私と重なってる。
初キス。
息が苦しい。
少し、唇を離した。
「歩。苦しいよ。」
ドキドキと高鳴り、
心臓が追いつかなくて、
息が上がりながら伝えた。
まだ。すぐ目の前に歩の唇は、ある。
歩は、息を乱す事なく、また、私の唇に重ねながら。強く私を引き寄せた。
ほんの少し唇が離れた瞬間
「好きだよ。」
甘く囁く声に、私は、漸く
歩とキスをしてるんだと理解した。
「歩。。」
強く抱きしめてくれた。
私は、歩の彼女なんだって。改めて思った。
・・・安井もこうしてくれてたら。私は。。
抱きしめられてるのに、なんで
私。。安井の横顔が浮かぶんだろ。。
涙がでる。。
「ね。。結菜。。本当は、まだ、安井がすきなんじゃない?安井も結菜が好きなんだよ。きっと。」
「なっなっ何を言ってるの?私は歩が好きで。安井は、私の事なんか好きなんじゃないよ。バカにしてばっかりで、私は、からかわれてるだけ。」
「安井の事になると、ムキになるね。
いつも。。」
「そんな事ないよ。安井は、私をからかうの好きなだけ。安井なんて。どうでも良い!」
ニコッと笑う歩。
「今日、おれんち誰も居なくて。
少し寄ってかない?時間ない?」
「えっ?あっ。。」
私は、安井との事を思い出した。
。ほんの少し傍にきて話しただけなのに。。私の頭の中は、安井との思い出が浮かぶ。。どうかしてる。。
「今日は・・・ちょっと。。」
歩はクスッと笑って
「やっぱり、ダメ?今日は、無理を言いいたいな。一緒に暫くいたい。」
寂しそうな目を一瞬したように見えた。
無理をゆう事のない歩が、珍しい。
「・・・うん。少しだけなら大丈夫だよ。」
「良かった。」
歩の家は、一戸建てで大きい。
「素敵な家ね」
「そうかな。。親は、毎日この時間いないからさ。家のローンや学校の事もあるし働きに出てる」
そう言いながら歩の部屋についた。
大きな部屋に1人でいつもいるんだ。
安井と全然違う。
「あっ。。」
歩が私をまた、抱きしめた。
あまりに急で思わず声が出た。
「歩?」
強くただ、私を抱きしめて
私は1歩1歩後ずさりをした。
足元に何かが当たり私は思わず
倒れた。
「あっ!・・・」
そこは。ベッドだった。
歩は、真剣な顔をして、私を見た。
何も言わずまた、段々私の顔に彼の顔が近くなっていく。
「ごめんなさい。。私。。。
ごめんなさい。」
何故か私は歩を拒んで、涙が出てきた。
好きな歩に、私は拒んでるのか。。
頭の中は、安井がいる。
安井とでも。拒んでるんだろうか?
安井が好きなんだ。私、まだ、安井の事。。。。
「ごめん。。今日僕、どうかしてた。。」
「ううん。ごめんね。。」
「なんか、飲み物持ってくるよ。飲んだら送るから。」
そうゆうと、歩は部屋を出た。
あんな歩初めて。。
歩まだかな?
部屋出てからだいぶたつ。
ガチャ
ドアが開いた。
歩をみた。
あっ。。。目が赤い?鼻も?
・・・泣いてたの?・・・
「ごめん、遅くなって。飲んだら送るよ。」
鼻声で話す歩。
「歩。。」
「僕は、結菜の笑顔が好きなんだ。
今日、どうかしてた。ごめん。」
私は、返事ができないままいた。
久しぶりに見る安井の顔。
「結菜。おいで。」
歩の呼ぶ声に。ハッっとした。
「あっ。。うん」
歩の声に安井から離れた。
安井は、じっとしたまま。。
私は、胸がジンと痛む。
私の手を歩が握りしめ
「先生が呼んでた。行こ!」
その声は、少し、いらだってるような
口調だった。顔は、少し歪めて。
そんな、歩。。初めて。
「安井。またな。」
歩は、そう言って、私の手を引っ張った。
「痛い。。歩」
歩は、怖い顔をしたまま、前を真っ直ぐ見て。私の声が聞こえてないのか
返事をしなかった。
歩に嫌な思いさせたんだ。
「ごめんね。。」
足を止めた。
「何か、謝る事したの?」
「えっ?なんもないよ。。だけど。。」
「俺こそごめん。。焼きもちやいた。。」
えっ?
感情的にならない彼が。
「私、気をつけるね。好きよ。歩」
彼の顔が柔らかくなって
私を見た。
「俺も好き。結菜が好きだ。」
安井と違い、言葉でも伝えてくれるから安心する。彼を大切にしなきゃ。
部活も終わって、今日も歩と帰る。
今日は、いつもより彼は 私の手を強く握りしめてる。
「なぁ。結菜。」
「何?」
歩を見上げた瞬間、彼の顔が私に近づいて、彼の顔がぼやけた瞬間、歩の唇が、、私と重なった。
えっ?
一瞬過ぎて、よく理解できないけど、
歩の柔らかい唇は、確かに私と重なってる。
初キス。
息が苦しい。
少し、唇を離した。
「歩。苦しいよ。」
ドキドキと高鳴り、
心臓が追いつかなくて、
息が上がりながら伝えた。
まだ。すぐ目の前に歩の唇は、ある。
歩は、息を乱す事なく、また、私の唇に重ねながら。強く私を引き寄せた。
ほんの少し唇が離れた瞬間
「好きだよ。」
甘く囁く声に、私は、漸く
歩とキスをしてるんだと理解した。
「歩。。」
強く抱きしめてくれた。
私は、歩の彼女なんだって。改めて思った。
・・・安井もこうしてくれてたら。私は。。
抱きしめられてるのに、なんで
私。。安井の横顔が浮かぶんだろ。。
涙がでる。。
「ね。。結菜。。本当は、まだ、安井がすきなんじゃない?安井も結菜が好きなんだよ。きっと。」
「なっなっ何を言ってるの?私は歩が好きで。安井は、私の事なんか好きなんじゃないよ。バカにしてばっかりで、私は、からかわれてるだけ。」
「安井の事になると、ムキになるね。
いつも。。」
「そんな事ないよ。安井は、私をからかうの好きなだけ。安井なんて。どうでも良い!」
ニコッと笑う歩。
「今日、おれんち誰も居なくて。
少し寄ってかない?時間ない?」
「えっ?あっ。。」
私は、安井との事を思い出した。
。ほんの少し傍にきて話しただけなのに。。私の頭の中は、安井との思い出が浮かぶ。。どうかしてる。。
「今日は・・・ちょっと。。」
歩はクスッと笑って
「やっぱり、ダメ?今日は、無理を言いいたいな。一緒に暫くいたい。」
寂しそうな目を一瞬したように見えた。
無理をゆう事のない歩が、珍しい。
「・・・うん。少しだけなら大丈夫だよ。」
「良かった。」
歩の家は、一戸建てで大きい。
「素敵な家ね」
「そうかな。。親は、毎日この時間いないからさ。家のローンや学校の事もあるし働きに出てる」
そう言いながら歩の部屋についた。
大きな部屋に1人でいつもいるんだ。
安井と全然違う。
「あっ。。」
歩が私をまた、抱きしめた。
あまりに急で思わず声が出た。
「歩?」
強くただ、私を抱きしめて
私は1歩1歩後ずさりをした。
足元に何かが当たり私は思わず
倒れた。
「あっ!・・・」
そこは。ベッドだった。
歩は、真剣な顔をして、私を見た。
何も言わずまた、段々私の顔に彼の顔が近くなっていく。
「ごめんなさい。。私。。。
ごめんなさい。」
何故か私は歩を拒んで、涙が出てきた。
好きな歩に、私は拒んでるのか。。
頭の中は、安井がいる。
安井とでも。拒んでるんだろうか?
安井が好きなんだ。私、まだ、安井の事。。。。
「ごめん。。今日僕、どうかしてた。。」
「ううん。ごめんね。。」
「なんか、飲み物持ってくるよ。飲んだら送るから。」
そうゆうと、歩は部屋を出た。
あんな歩初めて。。
歩まだかな?
部屋出てからだいぶたつ。
ガチャ
ドアが開いた。
歩をみた。
あっ。。。目が赤い?鼻も?
・・・泣いてたの?・・・
「ごめん、遅くなって。飲んだら送るよ。」
鼻声で話す歩。
「歩。。」
「僕は、結菜の笑顔が好きなんだ。
今日、どうかしてた。ごめん。」
私は、返事ができないままいた。