虹色の恋～私の心の扉を開いたのは君でした。～

好き

私は、幼い時父が家庭にお金をいれなくて、
イライラする父が手をあげるようになり。

母と父は離婚した。

帰れば母は私達を養うためはたらいてくれてるから
夜ご飯は、私が作ってる。

部活も、本当ならせずにバイトをするつもりが、母が部活を楽しみなさい。って
言ってくれ、いつか、母を楽にしてあげなきゃって思ってる。

田中くんに家の近くまで送ってくれた。

無言の時間も落ち着いてしまう。
彼との距離が一気に縮んだように思う。

さっきの安井の事なんかどうでもいい。

、田中くんとずっといたい。

帰りたくない。って思ってしまう。

だけど

妹の事があるから。。

わがままな心は、笑って心の奥にしまい込む。

昔から。そう。。

わがままな私は田中くんは嫌いかな？

｢田中くん、じゃぁね。ありがとう｣

｢うん。。。
楽しかったよ。また、明日
一緒にかえりたいな。｣

そんな言葉に身体の細胞が喜びで溢れた。

身体から溢れるような漫勉ない笑顔で

うん！

と答えた。

田中くんも、とても嬉しそうな笑顔で

｢明日！｣

と返事をして、手を振ってくれた。

こんなに自然に笑顔になれたり
嬉しさを表現できたり、そんなことは、
今までに無かった。

私…田中くんの事が。。

好き？

なのかもしれない。。。