となりのオオカミくん
そんな人がお隣さん?
いちばん心配していたけれど、これじゃ頼るにも頼れなさそうだ。
あー、どうしよう。
こんなんでやっていけるかなぁ。
「…なに、ひとりで百面相してるの。」
私がひとりでぐるぐる思い悩んでいるのを面白く思ったのか、ププッ、と吹き出す一ノ瀬くん。
___一ノ瀬くんって、笑うんだね。
「ん?そりゃ俺だって笑いますよ。人間だもん」
わ、いまの声に出てた?恥ずかしい、、