松菱くんのご執心
「みかさ、うさぎさんになってる!」
「ほんとだ、メイド服やめたの? うさぎもいいね!」「可愛いねえ!」
とクラスメイトからも、よく分からないけれど好評だった。
「一名様ご来店でえーす」
その呼びかけに、わたしは入口へ迎えに行く。
「いらっしゃいま、せ」
そこに居たお客さんは爽だった。
「みかさ、かわいい服来てるね。似合ってるよ」
例のごとく爽やかな笑みを浮かべる。
「あ、ありがとう。中へどうぞ」
四人席しか空いていなかったので、そこへ案内する。
ぎこちなくなっていないだろうか、この前はちょっと強く言いすぎたかもしれないなと思った。
「正攻法じゃなきゃだめた」と言った爽の言葉の意味もわからなかったけれど。
爽がいつも通りならそれでいい。
「ほんとだ、メイド服やめたの? うさぎもいいね!」「可愛いねえ!」
とクラスメイトからも、よく分からないけれど好評だった。
「一名様ご来店でえーす」
その呼びかけに、わたしは入口へ迎えに行く。
「いらっしゃいま、せ」
そこに居たお客さんは爽だった。
「みかさ、かわいい服来てるね。似合ってるよ」
例のごとく爽やかな笑みを浮かべる。
「あ、ありがとう。中へどうぞ」
四人席しか空いていなかったので、そこへ案内する。
ぎこちなくなっていないだろうか、この前はちょっと強く言いすぎたかもしれないなと思った。
「正攻法じゃなきゃだめた」と言った爽の言葉の意味もわからなかったけれど。
爽がいつも通りならそれでいい。