僕が愛しているのは義弟
遼祐は、あまりボウリングはやったことがないと言っていたけど、実際にやると遼祐はなかなかの腕前だった。
遼祐は爽やかイケメンの上、ボウリングまで上手いからか、川原さんと眞宮さんが黄色い声を上げていた。
太一は「いいなぁ、爽やかでイケメンは何をやっても様になる」と、羨ましそうにしていた。
ボウリングを終えたオレたちは、ご飯を食べにファミレスに行った。
ご飯を食べた後はデザートを注文した。
そして、みんなで雑談をした。
話は遼祐のことに集中した。
前にいた学校のことや趣味やその他いろいろな質問に対して遼祐は快く返答していた。
そうして、あっという間に時間が過ぎていった。
ファミレスを出た後は、近所のショッピングモールに行って、いろいろな店をまわった。
そして、そろそろ帰る時間になって、みんなそれぞれ解散した。
家に帰ってオレは自分の部屋に戻った。
そして着替えてすぐに葵の部屋に行った。
葵の部屋に入ってすぐにオレは葵を抱きしめた。
葵もぎゅっとオレに抱きついた。
「遼祐さんの歓迎会どうだった?」
葵はそう訊いた。
「よかったよ」
オレはそう返答した。
「それならよかった」