僕が愛しているのは義弟


 この度は、『僕が愛しているのは義弟』を読んでいただき、ありがとうございます。


 私が、今回このストーリーにしようと思った理由は、私事で恐縮ですが、私自身、男子同志のラブストーリーが好きだからです。

 女子と男子のラブストーリーも同じくらい好きなのですが、今回は男子同志のラブストーリーにしてみようと思いました。

 ストーリーを男子同志のラブストーリーにしようと決めて、じゃあ、次に決めるのは誰と誰の男子同志のラブストーリーにしようかということでした。
 例えば、クラスメート、先輩と後輩、幼なじみ……どのパターンも興味はあったのですが、何かもう少し違う設定の男子同志のラブストーリーはないのかなと思いました。
 そして、いろいろなパターンを考え……あっ、そうだ、義兄弟のラブストーリーというのはどうだろうか……と思いました。

 義兄弟のラブストーリー……二人の愛は純粋だけど、ひとつ屋根の下にいる母や父や姉に見つからないようにというスリル感もあり、純愛だけど、それだけではないような、ちょっと不思議な気持ちになる、そんなストーリーにしてみようと思いました。
 純愛のドキドキと秘密のドキドキ、二つのドキドキがあるそんな世界をみなさんに読んでいただけたことをとても嬉しく思います。

< 353 / 354 >

この作品をシェア

pagetop