ちょっとずつ。
プロローグ
まだ恋をしらなかったあたしには

それは勉強より難しいものだった。

辛くて苦しくて切なくて悲しくて......

けどその分すごく嬉しくて楽しくて......

こんな気持ちになったのは初めて。

いろいろな事があって、

いろいろな気持ちが混ざり交わる中で

あたしは成長していった。

何回も泣いて、泣いて、

何度も忘れようとした。

だけどあの人の笑顔を見る度に

忘れるよりも想いは強くなる一方だった。

だから気づいたんだ。

「大好きなんだ」って。

その人といるときが一番幸せ。

辛いことを乗り越えてこそ

大切なものは見つかるよ。

だから諦めずに探せばきっとわかるはず。

その時人は恋を知る。
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