Ti Amo
Tear.0
突然の再会-YUA-
――――どこを見渡してみても真っ暗。
たったひとつの光さえ見えない。
ここは何処?
あたしは誰?
どんなに叫んでも、
もがいても…
懸命に助けを求めても、
返事ひとつないの。
ねえ、どうして?
どうして誰も来てくれないの?
ねえ、
どうして誰も助けてくれないの?
「 誰か助けてよ 」
「 暗闇からあたしを
救って 」
……全部無駄だ。
あたしには何もない。
誰もいない。
だってそうでしょ?
あたしには…
たったひとつの光さえも、
くれる人はいないのだから。