Ti Amo



優しく話しかけてくる智くんに、

苛立ちが湧いてきた。



それは自分の夢に向かって
まっしぐらな、

彼に対しての嫉妬心かもしれない。





「………なんなの?」



「え?」



突然、主語ではない言葉を発したあたしに

3人が少しキョドってあたしを見る。





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