Ti Amo
「…だから、
一体何なのって言ってるの!
何で今さら…突然、
あたしなんかに会いにくんの?」
気がつけばあたしは、
強い口調、大きな声で言っていた。
「結愛…?」
「結愛ちゃん?」
3人とも酷く驚いている。
そりゃそうだろう。
「自分は健康だって嫌がらせ?
夢にまっしぐらだって…
あたしなんかと違って、
やりたいこと何でも
出来るんだって…
そういう自慢を
したくて来たの...?」
自分でも、
何を言っているのか分からなかった。
だけど、
口が動くのを止められなかった。