未明の三日月
昔は 勉強ばかりしている、ただの垢抜けない女の子だった美咲。
でも今日 聡が抱いた美咲は 洗練された対応ができる 都会の女の子になっていた。
翌日の午後 落ち合った二人は そのまま狂おしく求めあった。
若い聡の情熱は、美咲の堅い身体を 少しずつ開いていく。
甘く淫らな時間。
「ヤバい。俺、美咲のこと忘れられない。」
聡の 滑らかな胸に寄り添う美咲。
その髪を優しく撫でながら聡が言う。
「今度、東京においでよ。色々、案内してあげるよ。」
美咲が優しく言うと、
「そうしたら、また抱かせてくれる?」
聡は切なく光る眼で 美咲を見た。
「それはどうかな。」
曖昧に笑う美咲は 熱く唇を塞がれた。