からふる。~第17話~
~紫雄VS玲央~
「あのなぁ、紫雄。そこは絶対ピンクの花がいいんだ。変えろ」
「花を作りもしないくせに文句言わないでほしい」
「ああ?おれはなやりたくても出来ねえんだよ。指折れてるのお前も知ってるよな?」
「お前じゃない。紫雄だ」
「そんなことどーでもいいだろ!いいからおれの言うこと聞け!」
「指図するな。同級生だろ」
「おれの方が2ヶ月早く産まれてるんだから紫雄より偉いんだ」
「くだらない。玲央は戦力外だ。黙ってみてろ」
紗彩ちゃんが来てからというもの、この2人は衝突してばかり。
学校でモテモテの紫雄もお嬢様カノジョがいるはずの玲央もなぜか紗彩ちゃんを好む。
確かに普通の子より可愛いし、キレイだし性格も明るくて面倒見も良い。
だけど紫雄を好きな子の中にだってそういう子はいるだろうし、玲央に至ってはカノジョがお嬢様なんだからわざわざ紗彩ちゃんじゃなくてもって俺は思っちゃうんだけどね。
ま、そんな俺も紗彩ちゃんを可愛がってるのは確かで、妹みたいな感じ。
さて、お2人さんは何してるかな?
「だいたいにおいて玲央は毎日黒づくめでセンスがない。さーやちゃんには必要以上に甘えてみっともない。そんな自分が恥ずかしくないのか」
「恥ずかしくなんてねえ。これがおれの生き方だ」
「開き直りかよ」
「そうだ。開き直りだ。これが黒羽玲央だ。...ってお前!勝手に直すんじゃねえ!おれが膨らました風船だろーが!」
「センスがないから外してやった」
「お前っ!」
あらら、こりゃまずい。
玲央は暴力的だから止めてあげないととんでもない大事故になってしまう。
「紫雄、玲央。何してんのかな?」
卒業の日まで俺はきちんと面倒を見てしつけをしたいと思います。
その時までに争いは終わるのか...。
乞うご期待を。
「あのなぁ、紫雄。そこは絶対ピンクの花がいいんだ。変えろ」
「花を作りもしないくせに文句言わないでほしい」
「ああ?おれはなやりたくても出来ねえんだよ。指折れてるのお前も知ってるよな?」
「お前じゃない。紫雄だ」
「そんなことどーでもいいだろ!いいからおれの言うこと聞け!」
「指図するな。同級生だろ」
「おれの方が2ヶ月早く産まれてるんだから紫雄より偉いんだ」
「くだらない。玲央は戦力外だ。黙ってみてろ」
紗彩ちゃんが来てからというもの、この2人は衝突してばかり。
学校でモテモテの紫雄もお嬢様カノジョがいるはずの玲央もなぜか紗彩ちゃんを好む。
確かに普通の子より可愛いし、キレイだし性格も明るくて面倒見も良い。
だけど紫雄を好きな子の中にだってそういう子はいるだろうし、玲央に至ってはカノジョがお嬢様なんだからわざわざ紗彩ちゃんじゃなくてもって俺は思っちゃうんだけどね。
ま、そんな俺も紗彩ちゃんを可愛がってるのは確かで、妹みたいな感じ。
さて、お2人さんは何してるかな?
「だいたいにおいて玲央は毎日黒づくめでセンスがない。さーやちゃんには必要以上に甘えてみっともない。そんな自分が恥ずかしくないのか」
「恥ずかしくなんてねえ。これがおれの生き方だ」
「開き直りかよ」
「そうだ。開き直りだ。これが黒羽玲央だ。...ってお前!勝手に直すんじゃねえ!おれが膨らました風船だろーが!」
「センスがないから外してやった」
「お前っ!」
あらら、こりゃまずい。
玲央は暴力的だから止めてあげないととんでもない大事故になってしまう。
「紫雄、玲央。何してんのかな?」
卒業の日まで俺はきちんと面倒を見てしつけをしたいと思います。
その時までに争いは終わるのか...。
乞うご期待を。