からふる。~第18話~
「紫雄を好きになるあたり、さすがさあやだ。アイツと付き合えば、まあ間違いないだろうな」
っていうか、協議じゃなくて私が恋愛相談してるみたいになってない?
協議は?
何の協議をするつもりだったの?
「さあやの好きにすればいい...なんて生ぬるいことをおれが言うわけない。そこで協議だ。紫雄と付き合うかどうかおれと協議しよう。利点も欠点も考えた上で最善の結論を出そう」
「いやいや、意味不明なんだけど。なんで黒羽くんと協議しなくちゃならないの?」
「それはもちろん...」
私の肩に黒羽くんの大きな手が乗る。
「さあやはおれの親友だからだ」
「は?」
「忘れたのかよ。ほんと、おれには興味ないんだな」
そういうとベッドに転がり込んだ。
「眠いなら寝ればいいじゃん」
「眠くなんてねえ。これはふて寝だ」
ふて寝か。
幼児感満載で手に余ります。
なんだか精神的に疲れて眠くなってきてしまった。
ふわぁ...。
欠伸が出た。
今なら寝られそう。
「帰ってもいい?眠くなってきた」
「おい待てよ。協議が終わってない」
「協議なんか必要ないよ。これは私が決めること。黒羽くんの意見は聞けない。自分の心と向き合って決めるから。じゃあ、お休み」
「おいっ、さあや!」
ダッシュで扉に向かい、開けて閉めた。
ドタンっという隕石が落ちてきたくらいの大きな衝撃音の後に、私は鍵を開け、自室に飛び込んだ。
ふぅ。
今日もとんだ1日になっちゃったな。
あ、待って。
今日じゃないじゃん。
もう、5日になってるよ。
清掃開始まで後1時間半。
しばし休憩致します。
っていうか、協議じゃなくて私が恋愛相談してるみたいになってない?
協議は?
何の協議をするつもりだったの?
「さあやの好きにすればいい...なんて生ぬるいことをおれが言うわけない。そこで協議だ。紫雄と付き合うかどうかおれと協議しよう。利点も欠点も考えた上で最善の結論を出そう」
「いやいや、意味不明なんだけど。なんで黒羽くんと協議しなくちゃならないの?」
「それはもちろん...」
私の肩に黒羽くんの大きな手が乗る。
「さあやはおれの親友だからだ」
「は?」
「忘れたのかよ。ほんと、おれには興味ないんだな」
そういうとベッドに転がり込んだ。
「眠いなら寝ればいいじゃん」
「眠くなんてねえ。これはふて寝だ」
ふて寝か。
幼児感満載で手に余ります。
なんだか精神的に疲れて眠くなってきてしまった。
ふわぁ...。
欠伸が出た。
今なら寝られそう。
「帰ってもいい?眠くなってきた」
「おい待てよ。協議が終わってない」
「協議なんか必要ないよ。これは私が決めること。黒羽くんの意見は聞けない。自分の心と向き合って決めるから。じゃあ、お休み」
「おいっ、さあや!」
ダッシュで扉に向かい、開けて閉めた。
ドタンっという隕石が落ちてきたくらいの大きな衝撃音の後に、私は鍵を開け、自室に飛び込んだ。
ふぅ。
今日もとんだ1日になっちゃったな。
あ、待って。
今日じゃないじゃん。
もう、5日になってるよ。
清掃開始まで後1時間半。
しばし休憩致します。