からふる。~第19話~
のだったけれど...。
深夜2時頃。
隣室から声が聞こえてきた。
そう言えば黒羽くんまだ帰ってなかったよね。
今頃帰って来たから怒られてるのかな?
「もしもし、桃?今帰って来た。あ、うん。......大丈夫。...うん。......悪いな心配かけて。じゃあまた明日。お休み」
所々聞き取れなかったのだけど、なにかあったのは分かった。
「...さんは......。そっか......。明日み......こうか?」
「いえ、大丈夫です。心配かけてすみませんでした」
白鳥先輩の声だった。
ドアが開き、トタンと閉まる音がした。
一気に眠気が冷め、壁に耳を当てた。
ガサガサと袋をあさる音がする。
そして直後に聞こえてきたのは...
「ちくちょー!何であやねえが...。くっそ!」
黒羽くんの泣き叫ぶ声だった。
続く...
深夜2時頃。
隣室から声が聞こえてきた。
そう言えば黒羽くんまだ帰ってなかったよね。
今頃帰って来たから怒られてるのかな?
「もしもし、桃?今帰って来た。あ、うん。......大丈夫。...うん。......悪いな心配かけて。じゃあまた明日。お休み」
所々聞き取れなかったのだけど、なにかあったのは分かった。
「...さんは......。そっか......。明日み......こうか?」
「いえ、大丈夫です。心配かけてすみませんでした」
白鳥先輩の声だった。
ドアが開き、トタンと閉まる音がした。
一気に眠気が冷め、壁に耳を当てた。
ガサガサと袋をあさる音がする。
そして直後に聞こえてきたのは...
「ちくちょー!何であやねえが...。くっそ!」
黒羽くんの泣き叫ぶ声だった。
続く...