からふる。~第19話~
とは言ったものの、誰かに相談しても私のこの気持ちはなかなか理解し難いように思える。
はぁ...。
ため息が尽きない。
「ときちゃん、あたしちょっと友人の病院見舞いに行ってくるからお留守番よろしくねえ。5時までには戻るね~」
「はいっ。行ってらっしゃいませ」
そして1人になる。
雑巾を縫うという大役を任されたのに、ちっとも進まない。
さっき縫い方は教わったし、三上さんにも教えて頂いたこともあったのにもう忘れてしまったの?
バカだな、私...。
このまま生きていって大丈夫かな。
雑巾縫いがあまりにも進まないので仕方なくスマホを見ながらやることにした。
動画の通りに少しずつ進めていくとようやく回りを縫い終えることが出来た。
時刻は3時半。
そろそろ帰宅部組が戻ってくるはずだ。
玄関の掃き掃除もまだだったし、やりながら待つか。
そう思ってイスから立ち上がった、その時。
はぁ...。
ため息が尽きない。
「ときちゃん、あたしちょっと友人の病院見舞いに行ってくるからお留守番よろしくねえ。5時までには戻るね~」
「はいっ。行ってらっしゃいませ」
そして1人になる。
雑巾を縫うという大役を任されたのに、ちっとも進まない。
さっき縫い方は教わったし、三上さんにも教えて頂いたこともあったのにもう忘れてしまったの?
バカだな、私...。
このまま生きていって大丈夫かな。
雑巾縫いがあまりにも進まないので仕方なくスマホを見ながらやることにした。
動画の通りに少しずつ進めていくとようやく回りを縫い終えることが出来た。
時刻は3時半。
そろそろ帰宅部組が戻ってくるはずだ。
玄関の掃き掃除もまだだったし、やりながら待つか。
そう思ってイスから立ち上がった、その時。