からふる。~第20話~
慌てて視線をステージに向けるとキラキラフリフリのいかにもアイドルって感じの女の子が出てきた。
「みなさぁん、こ~んにぃちわ~」
「こーんにーちはー!」
おお!
ファンの皆さんで大合唱ですか!
ものすごい迫力に圧倒される。
「永遠の青春をあなたにお届け!アオハルヒロインForever17です!」
これがアイドルの挨拶...。
完璧な声量と高くて甘い声。
頭に残りやすいキャッチーなフレーズ。
アイドルって...すごい。
妙に感激した私は彼女たちに尊敬の念を抱きながら見つめた。
「今日も皆さん盛り上がって行きましょう!それでは最初はこの曲っ!」
ポップなメロディが流れ出す。
それに合わせて私もペンライトを振りながら応援する。
隣の八代先輩は、ファイヤーだかファイバーだか良く分からない言葉を発しながらペンライトを振り回している。
お隣の凜くんは仏のように呆然と手の運動をするだけだった。
凜くんは本当に興味がないらしい。
退屈だろうけどあと1時間耐えてね。
私はそれなりに楽しませてもらいます。
「みなさぁん、こ~んにぃちわ~」
「こーんにーちはー!」
おお!
ファンの皆さんで大合唱ですか!
ものすごい迫力に圧倒される。
「永遠の青春をあなたにお届け!アオハルヒロインForever17です!」
これがアイドルの挨拶...。
完璧な声量と高くて甘い声。
頭に残りやすいキャッチーなフレーズ。
アイドルって...すごい。
妙に感激した私は彼女たちに尊敬の念を抱きながら見つめた。
「今日も皆さん盛り上がって行きましょう!それでは最初はこの曲っ!」
ポップなメロディが流れ出す。
それに合わせて私もペンライトを振りながら応援する。
隣の八代先輩は、ファイヤーだかファイバーだか良く分からない言葉を発しながらペンライトを振り回している。
お隣の凜くんは仏のように呆然と手の運動をするだけだった。
凜くんは本当に興味がないらしい。
退屈だろうけどあと1時間耐えてね。
私はそれなりに楽しませてもらいます。