幼馴染に恋をしたら…
【颯太Side】

あの会議の後、男子軍で泊まることになった。

明日は休みだから大丈夫だし、女子も泊まることになったらしいが

はぁ。

「何故メイドカフェになったんだろ。」

「ッチ。僕の雫が変態男子共に取られる」

「空乃がもし取られたら、俺どうしよう。」

皆、弥生の家に来てから、そんな事ばっかを口にしている。


「てか、結菜と美沙希。また着いてきたよな。律と颯太は無事なのか?」

そう。実はあいつらはと〜っても鬱陶しい。

今まで何回も告白されてきたが、あいつらには10回以上告白されてる。

気味が悪い。

「聞いてよ〜。弥生。僕、美沙希っていう奴に10回以上告白されてるんだよ!鬱陶しいんだけど、どうしたらいいんだろ〜。」

「…俺も。」

「モテる男は辛いんだな。はいはい」

ッチ。そんなこと言いながらお前は俺達の倍告白されてるんだよ。ば〜か

「そんなこと言いながら。僕たちの倍以上告白されてる人に言われたくないなぁ〜」

「はいはい。寝よ〜ね。律くん」

「イヤだね♡」

「うっわ。律、ワガママかよ」

「え?なんて?」

「寝るぞ。おやすみ」

「ええええ。弥生寝ちゃうの?僕眠たくないんだけど〜」

「俺も眠たいから寝るわ」

「颯太までぇぇぇ〜」



そんな会話をして俺たちはグッッッッッッスリ寝た
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