幼馴染に恋をしたら…
メイドカフェをやると宣言した一ヶ月後

みんなでどんどんやっててもうそろそろ完成しそう!!

「小菜ちゃん!こっち終わったよ〜!」


「あ、ありがとうございます!」

私はクラスの女子の鈴木さんと仲良くなり始めた気がする

鈴木さんはクラスの中心にいる女子で盛り上げ役なのに、私に気遣ってくれてる。

もし、みんなが喋ってて私が馴染めなくても、鈴木さんはわざわざこっちに来てくれて二人で喋ってくれる。

そういう優しいところがあるからみんなから人気者だと思ってる、


「実は小菜ちゃんにだけ言うんだけど。私ね、颯太くんのこと好きなんだ!」

「っえ…そ、そうなんだ…」

なんか、嫌だなぁ。 

胸が針で刺されてるみたいにチクチクするし、糸が絡まったみたいにもやもやする。

「これからは、どんどんアプローチしようと思ってて、応援してくれないかな?」

「わ、わかった!が、頑張れっ!」

ホントは応援したくない。

でも、私は負けちゃう

今は両思いでも結局颯太は、鈴木さんみたいな人を好きになるから、負けちゃう

素直に応援できなくなる。

こんな私は大ッキライ。

だって人を素直に応援すればいいのに、

応援できないなんて、嫌だ。

これを相談できるのなんて、空乃しかいない!

相談していこっ!

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