幼馴染に恋をしたら…
次の日の昼、

私は鈴木さんに恋の相談をされた。

「颯太君に今日話したのっ!タイプとかいる?って。そしたらね、ロングで人の事をしっかり考えられる、優しくてお人好しで可愛い子って言ってたのっ!」

そしたら、鈴木さんのお友達さんが、

「それってさ!彩花(あやか)のことだよっ!!!絶対にそうだよ!脈ありじゃん!」

鈴木さんがお友達さんに言われた言葉に反応して頬を赤くして

「そうかな?…も、もしアプローチしまくって頑張ったら、付き合えるのかなっ?」

また胸がチクチクした。

聞いてて辛い。

けど、私にできることは応援する事って決めたから、応援しよっと!

「が、頑張って!」

「あ、ありがと!小菜ちゃんに言われたら自信出てきた!ちょっと喋ってくる!!」

颯太、楽しそうに喋ってる。

あんな笑顔見たことない。

いつも私には微笑むくらいしかしてくれないのに。

私の事、もう嫌いになったのかな…

私の事好きだって嘘だったのかな…

あぁ…難しいや。
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