永世中立でいたいんだけど、そうさせないのが君たちだよね 〜龍になっております〜
私は言い終わってすぐに
「少なくとも弱いと決めつけてクロウをいじめる君たちより確実にね!!」
とこれでもかと大きな声で言い放った。近くの木々や石、水面や草花が吹き飛ぶ。
「うわあああ!!!」
一目散に逃げて行くクロウの同級生を見てスッキリしていると首元をトントンと叩かれた。クロウを振り返ると
「アラン。ありがとう」
と素直にでも、悲しげな表情をするクロウを見て事情があるのではないかと思った。
「何か事情があるんでしょ。」
なるべく優しくクロウに問いかけたが
「何言ってるか分からないってば」
頼むからそれは早く勉強してくださいな。
「少なくとも弱いと決めつけてクロウをいじめる君たちより確実にね!!」
とこれでもかと大きな声で言い放った。近くの木々や石、水面や草花が吹き飛ぶ。
「うわあああ!!!」
一目散に逃げて行くクロウの同級生を見てスッキリしていると首元をトントンと叩かれた。クロウを振り返ると
「アラン。ありがとう」
と素直にでも、悲しげな表情をするクロウを見て事情があるのではないかと思った。
「何か事情があるんでしょ。」
なるべく優しくクロウに問いかけたが
「何言ってるか分からないってば」
頼むからそれは早く勉強してくださいな。