わたしの大切な初恋くん
「そういえば椎乃、景先輩にも好かれてなかった?」
「けいせんぱい?」
「うわー!でた!そういう!興味ないって言うやつー!」
「違う違う苗字!苗字を教えて!ください!」
「岩田景先輩だよ。いーわーたーけーい」
先輩の名前を覚えてるのなんて、部活や委員会で一緒の先輩くらいだ。
急に言われても困るなと思いながらうんうんうなってやっと思い出した。
「あのいじわるな先輩だ!?」
岩田先輩はことある事にいじわるをしてくる。ちょっかいを掛けてきたりするから苦手だ。
それによく女子にも囲まれていて、話しかけられた時に女子たちに無言で向けられる目線が本当に怖い。
「思い出したよ思い出した!ピアスあけててワイシャツ着ないでパーカーなんて、校則をなんだと思ってるんだって思ってはいたよ」
「あーまぁなんかせんせーにも気に入られてるっぽいしねぇ…。」
不公平だ、私はちゃーんといい子にしてるのに。私だってネクタイをだるーんと緩めたりワイシャツの第3ボタンまで開けたいのに。
「けいせんぱい?」
「うわー!でた!そういう!興味ないって言うやつー!」
「違う違う苗字!苗字を教えて!ください!」
「岩田景先輩だよ。いーわーたーけーい」
先輩の名前を覚えてるのなんて、部活や委員会で一緒の先輩くらいだ。
急に言われても困るなと思いながらうんうんうなってやっと思い出した。
「あのいじわるな先輩だ!?」
岩田先輩はことある事にいじわるをしてくる。ちょっかいを掛けてきたりするから苦手だ。
それによく女子にも囲まれていて、話しかけられた時に女子たちに無言で向けられる目線が本当に怖い。
「思い出したよ思い出した!ピアスあけててワイシャツ着ないでパーカーなんて、校則をなんだと思ってるんだって思ってはいたよ」
「あーまぁなんかせんせーにも気に入られてるっぽいしねぇ…。」
不公平だ、私はちゃーんといい子にしてるのに。私だってネクタイをだるーんと緩めたりワイシャツの第3ボタンまで開けたいのに。