エミリーとロサ・フェーリークス魔法学園
トントンッ
誰かがドアを叩く音がする
「エミリー、朝ですよ」
もう、朝?
そう言われてもまだ眠いから
ベッドの上でゴロゴロしてしまう
ガチャッ
「エミリー、起きてください。
じゃないと遅れますよ」
あっ、そうだった
今日は入学式だった
急いで起き上がり
私を起こしにきたメイドさんに話しかける
「ノア、おはよう」
ノアは私専属のメイドさん
歳が近いからお姉さんみたいなかんじ