エミリーとロサ・フェーリークス魔法学園
「あら、よく似合っているじゃない」
「ほんとだな」
こう言いながらおじいちゃんとおばあちゃんが
私の部屋にやってきた
彼ら以外にも
たくさんのメイドさんたちが見にきてるし
恥ずかしいよ
「エミリー、急がないと遅れるわよ。
ほら、あなたも」
おばあちゃんの一声で
みんなせっせと動き出した
「エミリー、準備はいいか」
朝食を食べ終え
おじいちゃんにそう言われた
おばあちゃんとノアが見送りに来てくれた
「行ってくるね」
二人にそう声をかけた
これからは寮生活
だから長期休みにしか会えない
頑張ってと声をかけてもらい
おじいちゃんと学校へ移動した