如月の空の下、光る君を見つけた。
放課後。
珍しくみっちゃんから話しかけてきた。
「ねえ、ことりぃ。あんたいつの間にあの病弱男子と仲良くなったの?もしかしてああいう男がタイプ?」
「べ、別にそんなことないよ。昨日放課後たまたま会ってちょっと話したら、なんか懐いてくれちゃってさぁ」
「へえ、いいじゃん。これからも仲良くしてあげなよ」
「うん。仲良くするよ」
仲良くする。
それが1番大切か。
距離を縮めるためにもまずは仲良くならないとね。
さてと、
片桐詩央くん対策を考えながら帰ると致しますか。
私は耳にイヤホンをつけ、いつものようにCRESCENTのファーストアルバムの中の収録曲である"翼"を流した。
私の王子様、如月陽翔くんのソロ曲だ。
何度聞いてもいい曲だなぁなんて思いながら、不審者感丸出しで駅までの道をスキップして帰ったのだった。
珍しくみっちゃんから話しかけてきた。
「ねえ、ことりぃ。あんたいつの間にあの病弱男子と仲良くなったの?もしかしてああいう男がタイプ?」
「べ、別にそんなことないよ。昨日放課後たまたま会ってちょっと話したら、なんか懐いてくれちゃってさぁ」
「へえ、いいじゃん。これからも仲良くしてあげなよ」
「うん。仲良くするよ」
仲良くする。
それが1番大切か。
距離を縮めるためにもまずは仲良くならないとね。
さてと、
片桐詩央くん対策を考えながら帰ると致しますか。
私は耳にイヤホンをつけ、いつものようにCRESCENTのファーストアルバムの中の収録曲である"翼"を流した。
私の王子様、如月陽翔くんのソロ曲だ。
何度聞いてもいい曲だなぁなんて思いながら、不審者感丸出しで駅までの道をスキップして帰ったのだった。