如月の空の下、光る君を見つけた。
私の笑顔が週刊紙の一面を飾ったのはそれから1週間後のことだった。


1番熱心に私のストーカーをしてくれた週刊新波(しんぱ)の方には私がどのようにして彼のファンになったかを話した。


如月陽翔はある少女の絶望を希望に変えた人物として世間に高く評価されることとなった。


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