空よりも海よりもキミのことを知りたかった。
「瀬生碧萌。9月1日で18歳」
と、突然何?
私がキッチンに立ったと思ったら颯翔くんが私のプロフィールを話し出した。
「身長159センチ。好きな食べ物は白米。好きなお菓子はじゃがりこ。好きな飲み物は緑茶と味噌汁。好きな色は碧。好きなスポーツはなし。好きな教科は国語。好きな動物はミニブタ。後は...」
「もういいよ。何で急に私のプロフィールを...」
颯翔くんがクスクス笑いながら椅子にもたれかかる。
「瀬生さんからの最初の手紙の内容を樹が暗唱して毎日オレに聞かせるんだよ。だから覚えた」
樹くん...!
なんでそんなことするの?
完全にバカにしてる。
酷すぎるよ。
イライラして来たと思ったらぴーっとヤカンが音を立てた。
母が好きなルイボスティのティーパックをマグカップに入れ、上から熱湯を注ぐ。
と、その瞬間だった。
と、突然何?
私がキッチンに立ったと思ったら颯翔くんが私のプロフィールを話し出した。
「身長159センチ。好きな食べ物は白米。好きなお菓子はじゃがりこ。好きな飲み物は緑茶と味噌汁。好きな色は碧。好きなスポーツはなし。好きな教科は国語。好きな動物はミニブタ。後は...」
「もういいよ。何で急に私のプロフィールを...」
颯翔くんがクスクス笑いながら椅子にもたれかかる。
「瀬生さんからの最初の手紙の内容を樹が暗唱して毎日オレに聞かせるんだよ。だから覚えた」
樹くん...!
なんでそんなことするの?
完全にバカにしてる。
酷すぎるよ。
イライラして来たと思ったらぴーっとヤカンが音を立てた。
母が好きなルイボスティのティーパックをマグカップに入れ、上から熱湯を注ぐ。
と、その瞬間だった。