幼なじみの彼は王子様
王子様は告白される
「行ってきます!」
制服を整え、靴を履き、リュックを背負う。
「気をつけてね〜」
リビングから聞こえるお母さんの声。
「は〜い!」
玄関の扉を開けると、そこには幼なじみの瑠衣が笑顔で待っていた。
「瑠衣おはよう!」
「おはようほのちゃん!」
瑠衣は私の家のお隣さん。
幼稚園から高校までずっと同じ。
電車と徒歩で1時間ぐらいしたところに私たちの通う学校がある。
「ほのちゃん?もうすぐ駅着くよ?」
「あっ、私寝てた?」
「うん。寝てた。」
駅を出ると、同じ制服を着た人が沢山歩いている。
「本当に駅から5分ってありがたいよね?」
「雨の日とか、制服びしょびしょにならなくて済むから私もそう思う!」
なんてくだらない会話をしながら歩いていくと、校門の前で挨拶をしている先生を見つけた。
「お前ら、今日も一緒に登校か?」
少しからかう様に笑うのは、学年主任の佐藤先生。
「いいでしょ?僕達仲良しだもの!」
そう言って瑠衣は私の手を握った。
制服を整え、靴を履き、リュックを背負う。
「気をつけてね〜」
リビングから聞こえるお母さんの声。
「は〜い!」
玄関の扉を開けると、そこには幼なじみの瑠衣が笑顔で待っていた。
「瑠衣おはよう!」
「おはようほのちゃん!」
瑠衣は私の家のお隣さん。
幼稚園から高校までずっと同じ。
電車と徒歩で1時間ぐらいしたところに私たちの通う学校がある。
「ほのちゃん?もうすぐ駅着くよ?」
「あっ、私寝てた?」
「うん。寝てた。」
駅を出ると、同じ制服を着た人が沢山歩いている。
「本当に駅から5分ってありがたいよね?」
「雨の日とか、制服びしょびしょにならなくて済むから私もそう思う!」
なんてくだらない会話をしながら歩いていくと、校門の前で挨拶をしている先生を見つけた。
「お前ら、今日も一緒に登校か?」
少しからかう様に笑うのは、学年主任の佐藤先生。
「いいでしょ?僕達仲良しだもの!」
そう言って瑠衣は私の手を握った。
< 1 / 27 >