幼なじみの彼は王子様
王子様は嫉妬する
生徒会の仕事があるため、いつもより2本早い電車に乗る。

勿論、同じ生徒会の瑠衣も一緒のはず…だけど隣には知らないおじさんが座っていた。

インターフォンを押したら瑠衣のお母さんが『まだ寝てるの』と言った。

ため息をついても仕方がない。

「おはよう。」

「おはようございます。」

蒼井先輩以外まだ誰も来ていなかった。

「もうそろそろ文化祭だよ。」

「そうですね!今年の生徒会の演出はどうするんですか?」

「それも考えないとだね。」

「はい!」

先輩と話しているうちにメンバーが集まってきた。瑠衣も眠たそうな顔をしながら生徒会室に入ってきた。
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