幼なじみの彼は王子様
ピンポーン ピンポーン
インターフォンの音が聞こえて目が覚めた私は、部屋の窓から外の様子を伺った。
時刻は午前10時。
宅急便かな?
「ちょっとお待ちください〜」
階段を降りながら、外にいる人に聞こえるように返事をした。
肌寒くなってきたこの季節に季節外れの部屋着を着ていた私は、昨日リビングのソファーの上に投げたカーディガンを羽織って玄関の扉を開けた。
「お待たせしてすみま……」
目の前には予想外の人が立っていた。
「瑠衣……」
「おはよう、ほのちゃん」
「おはよう」
冷たい風が吹いているのに何故か体が熱い。
「い、家のなか入る?」
「う、うん」
インターフォンの音が聞こえて目が覚めた私は、部屋の窓から外の様子を伺った。
時刻は午前10時。
宅急便かな?
「ちょっとお待ちください〜」
階段を降りながら、外にいる人に聞こえるように返事をした。
肌寒くなってきたこの季節に季節外れの部屋着を着ていた私は、昨日リビングのソファーの上に投げたカーディガンを羽織って玄関の扉を開けた。
「お待たせしてすみま……」
目の前には予想外の人が立っていた。
「瑠衣……」
「おはよう、ほのちゃん」
「おはよう」
冷たい風が吹いているのに何故か体が熱い。
「い、家のなか入る?」
「う、うん」