幼なじみの彼は王子様
うるさい目覚ましを止めてリビングに行く。

「おはよう〜」

「おはよう!今日は休日なのに早く起きたわね?」

「今日、午後から瑠衣の家にお邪魔するの。」

眠い目をこすりながら朝ごはんのパンを食べる。

ご飯を食べ終える頃には目はぱっちり開き、スマホを見る。

「瑠衣くん家に行くならこれを渡して。」

そう言われて、少し高そうな紅茶の茶葉が入った紙袋を渡された。

約束の時間はあっという間に来てしまった。

「じゃあ行ってきます!」

「行ってらっしゃい!」

忘れ物の確認を玄関でして瑠衣の家に向かった。
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