溺愛したがるモテ男子と、秘密のワケあり同居。
そうだよね。
朔くんだってびしょ濡れだろうし、帰ってきたら、お風呂場に直行するよね。
服を着終わったあとで良かった。もしも……って思うと生きた心地がしない。
「じゃ、じゃあ出ます……」
「ああ」
断りを入れてからドアを開けて朔くんを見ないようにして出て行くと、入れ替わりに朔くんが脱衣所に入る。
「お先にごめんね」
私は逃げるようにリビングへ向かった。
あー、びっくりした。
朔くんの機嫌がなおってるかな、どうやって話そうかなって不安だったけど。
思いかけず話せて、これはこれで良かったのかも。
私はキッチンで、ふたり分のホットココアを用意して朔くんが来るのを待った。
「すっげー雨だな」
しばらくして、お風呂から出てきた朔くんがリビングへ入ってきた。
朔くんだってびしょ濡れだろうし、帰ってきたら、お風呂場に直行するよね。
服を着終わったあとで良かった。もしも……って思うと生きた心地がしない。
「じゃ、じゃあ出ます……」
「ああ」
断りを入れてからドアを開けて朔くんを見ないようにして出て行くと、入れ替わりに朔くんが脱衣所に入る。
「お先にごめんね」
私は逃げるようにリビングへ向かった。
あー、びっくりした。
朔くんの機嫌がなおってるかな、どうやって話そうかなって不安だったけど。
思いかけず話せて、これはこれで良かったのかも。
私はキッチンで、ふたり分のホットココアを用意して朔くんが来るのを待った。
「すっげー雨だな」
しばらくして、お風呂から出てきた朔くんがリビングへ入ってきた。