溺愛したがるモテ男子と、秘密のワケあり同居。
「だって……今年の模範生徒にも選ばれているし、なにより動物好きの人に悪い人なんていないでしょ?」
「お前、だまされるタイプだな。そのうち変なツボとか買わされそう」
「ちょっ……!」
変なツボって。
確かにお母さんは通販番組にあおられて、よく電話しちゃってるけど。
私だって、必要なものとそうじゃないものの区別くらいつくもん!
「とにかく、今すぐ断れよ」
「今?」
「ああ、俺の目の前で」
「でも……」
それはムリだな。
「なんだよ、なにか問題でもあんのか?」
「私、平井先輩の連絡先知らなくて……」
残念なことに、連絡先を交換するような仲じゃないんだ。
男の人との連絡先の交換ってどうするんだろう?
私、そういうのを簡単に出来るタイプじゃないから、男の子の連絡先なんて一つも入ってない。
「あ、そっか……」
「お前、だまされるタイプだな。そのうち変なツボとか買わされそう」
「ちょっ……!」
変なツボって。
確かにお母さんは通販番組にあおられて、よく電話しちゃってるけど。
私だって、必要なものとそうじゃないものの区別くらいつくもん!
「とにかく、今すぐ断れよ」
「今?」
「ああ、俺の目の前で」
「でも……」
それはムリだな。
「なんだよ、なにか問題でもあんのか?」
「私、平井先輩の連絡先知らなくて……」
残念なことに、連絡先を交換するような仲じゃないんだ。
男の人との連絡先の交換ってどうするんだろう?
私、そういうのを簡単に出来るタイプじゃないから、男の子の連絡先なんて一つも入ってない。
「あ、そっか……」