溺愛したがるモテ男子と、秘密のワケあり同居。
LOVE♡4
怖い、たすけて
それから、さらに何日か経って。
朝は、相変わらず朔くんを起こしに行って抱きしめられる日々。
毎日毎日謝られるけど、平気なふりをする私。
きっと、私なんてぬいぐるみを抱きしめているくらいの感覚だろうし。
いちいち意識してるなんて知られたら、きっとバカにされちゃうよね。
それでも……実際は何回経験してもドキドキするのは変わらない。
あの停電の日から、やっぱり朔くんを意識しちゃってどうしようもないの。
暗闇の中で感じた朔くんの温もりが、忘れられない……。
この感情を知らないわけじゃない。
誰かを、"好き"って気持ち──
それでも、一緒に住んでいる男の子に抱く気持ちにしては、ものすごく心臓に悪いことだし、イケナイことだってのも分かってる……。
朝は、相変わらず朔くんを起こしに行って抱きしめられる日々。
毎日毎日謝られるけど、平気なふりをする私。
きっと、私なんてぬいぐるみを抱きしめているくらいの感覚だろうし。
いちいち意識してるなんて知られたら、きっとバカにされちゃうよね。
それでも……実際は何回経験してもドキドキするのは変わらない。
あの停電の日から、やっぱり朔くんを意識しちゃってどうしようもないの。
暗闇の中で感じた朔くんの温もりが、忘れられない……。
この感情を知らないわけじゃない。
誰かを、"好き"って気持ち──
それでも、一緒に住んでいる男の子に抱く気持ちにしては、ものすごく心臓に悪いことだし、イケナイことだってのも分かってる……。