溺愛したがるモテ男子と、秘密のワケあり同居。
LOVE♡2
超難題、任務
翌朝──。
香織さんが「今から朔を起こしに行くからおいで」って茶目っ気たっぷりに言うから、ついて行った。
その手には、なぜかフライパンとおたま……?
永瀬くんには、もう部屋に入るなって言われたけど、これは香織さんの指示だから仕方ないよね!
開き直って部屋に入ると、それはそれは気持ちよさそうにスースー眠っている永瀬くん。
目を開かなきゃ、王子様みたいなんだけどなぁ。
「ほら朝よ、起きなさ~い!」
香織さんが永瀬くんに近付づいて、耳元でそう叫んだと思ったら。
バシーン!!!
フライパンの底をおたまで叩いたのだ。
「うわあっ!」
永瀬くんは弾かれたように飛び上がり、一気に目覚めた。
わわっ……!
すごい!!
その漫画みたいな光景に、私唖然。
さすが、香織さん。
長年永瀬くんの寝起きと格闘してきただけのことはあるなあ。
でも、これなら永瀬くんに触れずに起こせるし、私にも出来るかも!?
香織さんが「今から朔を起こしに行くからおいで」って茶目っ気たっぷりに言うから、ついて行った。
その手には、なぜかフライパンとおたま……?
永瀬くんには、もう部屋に入るなって言われたけど、これは香織さんの指示だから仕方ないよね!
開き直って部屋に入ると、それはそれは気持ちよさそうにスースー眠っている永瀬くん。
目を開かなきゃ、王子様みたいなんだけどなぁ。
「ほら朝よ、起きなさ~い!」
香織さんが永瀬くんに近付づいて、耳元でそう叫んだと思ったら。
バシーン!!!
フライパンの底をおたまで叩いたのだ。
「うわあっ!」
永瀬くんは弾かれたように飛び上がり、一気に目覚めた。
わわっ……!
すごい!!
その漫画みたいな光景に、私唖然。
さすが、香織さん。
長年永瀬くんの寝起きと格闘してきただけのことはあるなあ。
でも、これなら永瀬くんに触れずに起こせるし、私にも出来るかも!?