三月には髪を切る〜この恋は叶いますか?〜
「あの時いたのは弟です。弟は女装が趣味なんですよ」
清高の言葉に未来はあの時のことを思い返す。よく考えれば声が女性にしては低かったような気がした。
「えっ!?じゃあ私勘違いをずっとしてたんだ……」
「勘違い?」
未来の言葉に清高が首を傾げる。未来は言うなら今だと覚悟を決め、大きく息を吸った。胸が高鳴り、顔が赤くなっているとわかる。
「私も、ずっと清高さんのこと気になっていて……。好き、なんです」
互いの顔が赤く染まっていく。ベリーショートになった未来の頭に清高が優しく触れた。
「今度、一緒に映画でも観に行きませんか?」
「はい、ぜひぜひ!!」
次のデートの約束をして二人は手を振って離れる。未来の胸はFloraに行く前とは打って変わり、幸せにあふれていた。
清高の言葉に未来はあの時のことを思い返す。よく考えれば声が女性にしては低かったような気がした。
「えっ!?じゃあ私勘違いをずっとしてたんだ……」
「勘違い?」
未来の言葉に清高が首を傾げる。未来は言うなら今だと覚悟を決め、大きく息を吸った。胸が高鳴り、顔が赤くなっているとわかる。
「私も、ずっと清高さんのこと気になっていて……。好き、なんです」
互いの顔が赤く染まっていく。ベリーショートになった未来の頭に清高が優しく触れた。
「今度、一緒に映画でも観に行きませんか?」
「はい、ぜひぜひ!!」
次のデートの約束をして二人は手を振って離れる。未来の胸はFloraに行く前とは打って変わり、幸せにあふれていた。