同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

男の子らしくて、大きな手……。


「ほらね、簡単に届いた」


……千景くんは男の子なんだ。


そんな当たり前のことを、ひしひしと実感させられる。


「だからさ、憧れとかじゃなくて……」


ギシッとソファがきしんだ。


熱っぽい表情の千景くんから目が離せない。


「べつの意味で俺にドキドキしてよ?」


胸の鼓動がありえないほど高鳴って、わたしの顔もさらに真っ赤。


「それに、そんな顔されたらさ……」


慣れた手つきでそっとわたしの髪に触れる千景くん。


「いつまでも待てる自信なんて、ないよ?」



わたしの髪を口元まで持っていき、唇に当てる。


「……っ」


その仕草があまりにも色っぽくて……。


心臓がキュウッと音を立てた。


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