同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
綾乃……!
どこだ、どこ行った?
昔は病弱だったものの、綾乃に出会って俺は変わった。
しっかり食べて、たくさん寝て、勉強や習い事にも手を抜かず、一生懸命打ち込んだ。
すべては綾乃に釣り合う男になるため。
どんなことがあっても、綾乃を守れる男になりたい。
「はぁはぁ……」
学校を出てあてもなくやみくもに走る。
綾乃が行きそうな場所を考えてみたけど、動揺しているせいなのかまともに頭が働かない。
「!」
綾乃……?
駅の横にあるコンビニの前まできたとき、他校の男たちに囲まれている綾乃を見つけた。