同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「なにこいつ」

「多摩百合の生徒じゃん」

「あー、彼氏? これだけ可愛けりゃ、いるよ──」


立ち上がってその他の男たちの前に立った。


「黙れ」



綾乃のことをそんな目で見るな。


男たちの視界を遮るように間に割って入る。


見るな、触れるな、近寄るな。


そんな意味をこめて高圧的に見おろすと、男たちは怯んだようにうっと声を詰まらせた。


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