同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
潤んだ目が、俺の鼓動を跳ね上がらせる。
うっすらピンク色に染まる頬、キュッと唇を噛む仕草。
眩しすぎて、直視できない。
「迷惑だなんて、思ってないよ?」
むしろ、もっと早く駆けつけるべきだったと後悔してるくらいだ。
そしたら、綾乃に怖い思いをさせることもなかった。
いや、そもそも、こうなる原因を作ったのは俺だ。
「綾乃が無事でよかった……ごめん、さっきはつい感情的になって……強く当たった」
綾乃を守れる強い男になりたかった。
変わりたかったはずなのに……。
なにやってんだよ……カッコわる。