同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「け、汚しちゃいけないよね。千景様の領域を……」
「そうね、邪魔にならないように退散しよう!」
うんうんと頷きながら、いいものでも見たというようなうっとりとした表情で、ギャラリーの女の子たちが引いていく。
あっという間に静寂が戻ってきた。
「すげーな。あいつの一言で空気が変わるなんて……」
隣で囁く今野くんに小さく頷く。
いつの間にかわたしにコソコソ言ってた特Sクラスの子たちもいなくなっていて、ホッと胸を撫で下ろした。