同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「あ、そうだ。さっきはありがとう!」


「さっき?」


「女の子たちを一瞬にして図書室から出してくれたでしょ?」


「べつにお礼なんていらないよ。ただ、綾乃が困ってるように見えたから」


──ドキッ


やけに真剣な目で見つめられて、不覚にも胸がときめいた。


どうしてだろう、千景くんといると鼓動が早くなるのは。


< 179 / 457 >

この作品をシェア

pagetop