同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「俺のせいでこんなことになって、ほんとごめん……」
千景くんのせいなんかじゃない……っ。
わたしがもっと警戒していれば、こんなことにはならなかった。
「柚にね、気をつけろって言われてたの……1人になっちゃだめだって。それなのに、わたしが……」
「綾乃は悪くない。そもそもの原因は全部俺だよ」
そう言って力強く手を握ってくれる千景くんに、胸が締めつけられる。
「千景くんは悪くない。だってわたし、千景くんが来てくれて嬉しかったよ……っ」
そうだよ、嬉しかったんだ。
心の底からホッとして、安心感が胸いっぱいに広がった。