同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「もう気づいてるかもしれないけど、俺、一ノ瀬さんのことが好きなんだ」


「あ、うん……!」


すごくわかりやすいから、気づいてた。


真っ赤になった東条くんがまっすぐにわたしを見つめる。


「それで誕生日プレゼントを渡したいんだけど、なにがいいか相談に乗ってくんない?」


「相談? わたしでいいのなら、もちろんだよ」


わー、そんなことならぜひ全力で力になりたい。


「よ、よかったぁ。助かるよ」


「本気で指輪買いそうだからな、省吾は」


「指輪……?」


千景くんが「こっちの話」と言って小さく笑った。


< 227 / 457 >

この作品をシェア

pagetop